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『まずは日帰りで!』 療育キャンプ開催

  • JMDA

鳥取支部 佃 利架

                     

 長い間、新型コロナウイルス感染症の影響で様々な制限や困難を乗り越えてきました。まだまだ感染症対策に気を抜けませんが、 5類移行に伴い本年度は『まずは日帰りで!』での取り組みをしました。来年度は宿泊療育キャンプをめざし、日帰り療育キャンプを開催しました。

 令和5年10月1日(日)、鳥取県東伯郡湯梨浜町にある国民宿舎水明荘にて医療・行政関係者、ボランティアの皆様のご協力のもとで、支部会員とその家族、合計59名が参加しました。初めに、鳥取県鳥取市で伝統芸能の『しゃんしゃん傘踊り』を行っているチーム「百花繚蘭」さんが、ボランティアで参加してくださり、演舞を披露してくださいました。巧みに傘を操るメンバーの皆さんの華やかさ・優しさの中に力強さもある踊りと元気と笑顔に一気に会場が鮮やかになり、なごみました。その後、ふれあいタイムでは黄、赤、青、白とカラフルな色の傘を間近で見せていただいたり、触らせていただいたり、メンバーさんと写真を撮らせていただいたりして参加者の皆さんは、笑顔いっぱいの楽しいひと時を過ごしました。

 その後は、療育相談会を2つのグループに分けて行いました。相談会では、日頃の困っていることや改善した方が良い点などを医療・行政関係者の方々に相談したり、会員と家族の経験を話したり聞いたりするなど、今後に向け安心して生活できるよう話し合いました。会員と家族、一人ひとりの問題を一緒に考え解決に向けてアドバイスをいただいたり、この場で解決できない問題は持ち帰って改善に努めてくださったりと、とても心強い療育相談となりました。

 医療・行政関係者・ボランティアの皆様のご協力で、療育キャンプを開催できたのは4年ぶりです。『やっぱり、会えるって嬉しいね』という声も多く、久しぶりに会え笑顔と笑い声が会場に溢れ喜び合えました。これも日ごろから鳥取支部を応援してくださる皆様のお力添えがあったおかげで、心から感謝しております。この日帰りでの開催が新たなスタートとなり、来年は宿泊療育キャンプを開催できることを願い、そして1年後、元気で再会できることを楽しみに笑顔で解散しました。皆様、本当にありがとうございました。

傘踊りの演舞が披露された鳥取支部の療育キャンプの写真

傘踊りの演舞が披露された鳥取支部の療育キャンプの写真

 

 

(以上、ホームページ運用チーム)