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新しい資本主義実現会議 実行計画案公表

  • JMDA

政府は新しい資本主義実現会議を5月31日に開き、新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画(案)を公表しました。この中で、バイオテクノロジーの項目では、②再生・細胞医療・遺伝子治療、③ゲノム医療の推進が盛り込まれています。該当部分を引用します。

 

Ⅲ.新しい資本主義に向けた計画的な重点投資
2.科学技術・イノベーションへの重点的投資

(3)バイオテクノロジー

②再生・細胞医療・遺伝子治療
再生・細胞医療・遺伝子治療については、新たな医療技術の臨床研究・治験の推進、これらの医療技術の製品化に向けた研究開発、治療に用いる細胞・ベクター(ウイルスなど細胞へ遺伝子を導入するための媒介)の製造基盤強化、人材育成等を進め、有効な技術を実用化につなげる。再生・細胞医療と遺伝子治療の垣根を取り払い、遺伝子治療におけるゲノム編集技術を再生・細胞医療に応用するなど一体的な研究開発や臨床研究拠点の整備を進める。
ゲノム編集技術に加え、分化効率が高い又は拒絶反応が低い次世代のiPS細胞、それぞれの人の特性に合った薬効等を試験できるオルガノイド(試験管内で人工的に作られるミニ臓器)、細胞から分泌されるエクソソームの病気の診断や治療への活用に向けた研究開発等、革新的な研究開発を進める。

③ゲノム医療の推進
がん・難病に係る創薬推進等のため、臨床情報と全ゲノム解析の結果等の情報を連携させ搭載する情報基盤を構築し、その利活用に係る環境を早急に整備する。

 

(内閣官房)新しい資本主義実現本部/新しい資本主義実現会議(外部のサイトを開きます)

 

新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画(案)(外部のサイトを開きます)

 

(ニュース)政府 新しい資本主義・実行計画案 バイオ分野に重点投資「製薬を成長産業に」 医療DX推進本部設置へ(外部のサイトを開きます)

 

 

(以上、ホームページ運用チーム)