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厚労省へインフルエンザワクチン要望

  • JMDA

筋ジス協会は、インフルエンザワクチンの補助対象拡大等についての要望を厚生労働省へいたしました。


令和2年10月16日

厚生労働大臣
田村 憲久 殿

一般社団法人日本筋ジストロフィー協会
代表理事 貝谷 久宣

 

インフルエンザワクチンの補助対象拡大等について

 

 貴職におかれては、時下 益々ご清栄のことと存じます。

 日頃より難病対策施策等にご尽力いただき、誠にありがとうございます。

 さて、新型コロナウイルスの感染拡大は、私たち筋ジストロフィーをはじめとする難病患者にとって重症化リスクが高いことから、大きな不安を感じながら生活する毎日です。そういった中で、季節性インフルエンザの流行時期を控え、益々不安が募っています。

 現在一部の地方自治体において、同時流行による重症化リスクを抑える観点から、高齢者へのインフルエンザワクチンの無償化が検討されていますが、その対象に難病患者等が含まれていません。これは予防接種法の対象に難病患者等が含まれていないからです。

 難病患者や障がい者は低所得の人が多く、コロナ禍で世帯の収入が減少している家庭も多くあります。

 そこで、難病患者等の健康と命を守るため、下記の通り、患者団体として要望いたします。

 貴職におかれましては、その実現のためご尽力頂きたく、お願い申し上げます。

 

一. インフルエンザワクチン(予防接種法)の助成対象に、難病患者等を含めること。

一.今年に関しては、コロナ禍という事態を踏まえ、緊急事態の事業として難病患者等へのインフルエンザワクチンの接種助成を早急に実施すること。

一.新型コロナウイルスのワクチンが開発された際、難病患者等に優先的に接種し、その費用を助成すること。

 

以上

 

(以上、ホームページ運用チーム)