徳島の正木さんが活動記録を出版
2年前に筋ジストロフィーの夫を亡くした徳島県在住の正木美帆さんが、徳島において筋ジストロフィー症の患者たちが活動した記録を残そうと、「青春の架け橋 ある筋ジストロフィーの青年の決意」を出版しました。189ページ。出版社は清風堂書店。アマゾンでも購入することができます。
青春の架け橋 ある筋ジストロフィーの青年の決意 (外部のサイトを開きます)
(アマゾンホームページより)
本書は、筋ジストロフィー症という不治の病とともに生まれ、その過酷な障がいと生きることを引き受け、2018年65歳の人生を全うした、徳島の実在の男性の青春の記録を、その妻が、患者本人を主人公とした物語としてまとめたものです。 生前、聞き伝えられていた徳島における筋ジストロフィー症患者会活動や、筋ジストロフィー症研究所設立運動などの歴史、活動の内容、結婚を決意するまでの想いや葛藤、家族の想いをまとめることで、当時の社会保障制度や障がい者への偏見や差別の実態を少しでも多くの人に伝えたいとの思いで、本にしました。 障がいを持った青年と、ボランティアとしてであった看護学生の恋愛物語という側面もありますが、その2人を通じて、障がいがあっても一人の人間としての尊厳を守りたい、社会の一員として普通に暮らしたいという、障がいを持ち生きる者たちの真実の願いを理解していただけたらと思います。
(以上、ホームページ運用チーム)