読書バリアフリー法の対象者
本が読みづらい障害者の読書環境を改善するための法律「読書バリアフリー法」が成立しましたが、対象とするのは、視覚障害者だけではありません。自分でページをめくることができない肢体不自由の方も想定しています。
NHKの福祉情報総合サイト「NHKハートネット」では、脊髄性筋萎縮症の患者さんが登場した番組を掲載しています。この中で、脊髄性筋萎縮症の女性は、「ページがめくれないから読書はもう無理と諦めるんじゃなく、読書ができる環境を整えることで、人生を前向きにしたり、意識を外にむけたりする手助けになります。たかが読書と思わないで、その人の人生をどう位置づけるかに大きく影響していくということを、いろんな人に知ってほしいです」と話しています。
■読書の自由を、誰にでも(NHKハートネット)(外部のサイトを開きます)
(以上、ホームページ運用チーム)