ACキャンペーンのまとめ(速報)
筋ジス協会が昨年7月1日から今年6月30日まで一年間にわたって展開したACジャパンのキャンペーンが終わりました。キャンペーンの総括をめぐり、協会内に設置された「高額寄付金使途検討委員会」で現在とりまとめ作業を進めていますが、事実関係だけ一足早くお知らせします。ACジャパンの性格上、CMが流れる時間、エリアなどが非公開となっていて、CMを見つけるのに苦労したようです。
CM内容に関する意見について
AC広告を見て病気の理解が深まったという好意的な意見が、女子高校生からメールで1件ありました。逆に、出演者が重症で、「(将来に不安をいだかせると)子どもに見せたくない、放送を中止してほしい」という否定的な意見が3件、また新聞の投書欄にも同様な意見が1件寄せられました。
会員のCM目撃情報
キャンペーン開始に先立ち、会員へテレビ、電車中吊り広告の目撃情報を連絡するようにお願いしたところ、1年間に約50件が夢の扉のメーリングリストで寄せられました。このほか、新聞広告の目撃報告が2件ありました(茨城新聞と京都新聞)。
親指入力スティックの入手希望
CMに登場する「親指入力スティック」について、入手の希望が期間中に11件ありました。しかし、このスティックは市販品ではなく手作りのため、相談機関や類似の製品を扱う業者をリストアップして、ホームページへ掲載しました。
在宅就労の希望
CMを見て、就労先の問い合わせが2件ありました。
寄付金
1年間で延べ94件、金額は約817,000円。HPのクレジットカードによるオンライン寄付のシステム利用が半数ほどありました。
新規入会会員
新規入会会員数は、計45人。前年同期は計34人でした。
ポスター
大判のB2判のポスターを1,000枚作成し、支部など希望者へ約300枚配布しました。
(以上)