ドキュメンタリー映画「蹴る」が完成
障害者サッカーのドキュメンタリーなどを手がける映画監督の中村和彦さんが、電動車椅子サッカーの世界大会をテーマにした新しい作品を完成させました。
映画のタイトルは「蹴る」。昨年(2017年)7月にアメリカで開催された第3回電動車椅子サッカー世界大会(2017 FIPFA World Cup)を目指した日本代表選手たちを追った長編です。選手それぞれの障害、競技にかける思いや苦悩、日常の介護の様子、恋愛などの私生活もありのままに描いています。主人公ともいえる女性選手は、脊髄性筋萎縮症(SMA)ですが、筋ジストロフィーの選手が何人も登場します。上映時間は1時間58分。
劇場公開は、来年春の予定。年内に映画祭出品の計画もあります。中村監督は、「筋ジストロフィーの患者の皆さんにも観ていただきたい」と話しています。
中村監督から寄せられたメッセ―ジはこちら。【PDF:159KB】
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