SMAの新生児スクリーニング検査を公費実施へ
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脊髄性筋萎縮症(SMA)の早期発見、早期治療につながる新生児スクリーニング検査をめぐって、こども家庭庁がSMAを公費の検査対象に加える方針を固めたとNHKが令和5年11月9日報じました。実現すると、自治体によって実施の有無、費用負担がバラバラだった検査が、将来全国一律、公費で行われることとなります。
SMAの新生児スクリーニング検査導入は、遺伝子治療薬、ゾルゲンスマが発売されて以降、自治体単位で少しずつ進んできました。同様に、将来、筋ジストロフィーの遺伝子治療薬が発売されると、早期発見、早期治療のために新生児スクリーニング検査の導入が期待されます。
(NHK)新生児の難病早期発見へ「脊髄性筋萎縮症」などを検査対象に(外部のサイトを開きます)
(朝日新聞)新生児スクリーニング検査、二つの難病追加へ 自治体間の差に課題も(外部のサイトを開きます)
(東京新聞)難病根治へ課題は 最前線ゲノム医療 遺伝子変異に効く新薬を 希少疾患、発症前に治療(外部のサイトを開きます)
(以上、ホームページ運用チーム)