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世界初の筋ジス遺伝子治療薬 5月12日に委員会審査へ

一般社団法人 日本筋ジストロフィー協会のロゴ

 

 

 筋ジス協会のホームページは、会員の皆様が納める会費によって運営されています。

 そして、筋ジス協会は、会員の皆様からの要望が多い医学研究情報の発信に努めています。

 

アメリカで承認されると筋ジストロフィーとして世界で初めての遺伝子治療薬となるサレプタ社 SRP-9001 (delandistrogene moxeparvovec) に関して、FDA(食品医薬品局)の決定前に開かれる諮問委員会の開催日が 2023年5月12日に決まったとサレプタ社がニュースリリースで公表しました。

SRP-9001の販売承認を得るため、サレプタ社は昨年11月、FDAに対して生物製剤ライセンス申請をしました。FDAの結論は規制措置日の2023年5月29日までに出されることになっています。

一方、SRP -9001はサレプタと共同開発するスイスのロシュと提携する中外製薬が、日本での開発を担当しています。1年ほど前から第3相治験が始まりましたので、有効性、安全性が確認されると2年後くらいに販売申請の手続きに進むとみられます。アメリカよりスケジュールが遅れていますが、日本においても筋ジストロフィーの遺伝子治療薬開発は着実に進んでいます。

 

(ニュースリリース、英文)Sarepta Therapeutics Announces that the Date of the Advisory Committee Meeting for SRP-9001 will be May 12, 2023(外部のサイトを開きます)

 

 

(以上、ホームページ運用チーム)

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