日本の製薬市場における開発着手ラグを指摘
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そして、筋ジス協会は、会員の皆様からの要望が多い医学研究情報の発信に努めています。
医薬業界向けのミクスオンラインのニュースサイトによると、1月13日に開かれた厚生労働省の検討会で、日本で患者数が公表されていないことや(治験の申請に)大変な手続きがあることなど開発着手ラグの問題が指摘されました。会議に参考人として出席したアミカス・セラピューティクス薬事本部本部長の発言で、「患者登録システムを推進し、患者数を公表するということができないか」などと提案したとしています。
筋ジストロフィー治療薬をはじめ、日本に拠点を持たない海外新興バイオ製薬企業の革新的新薬の迅速な上市が求められている中で、オーファン、ウルトラオーファンで必ずしも日本人症例の組み入れを必要としない条件付き早期承認制度の仕組みの検討なども求めたとあります。
(ニュース)有識者検討会 開発ラグは解消も依然残る“開発着手ラグ” 治験環境やランゲージ・バリアが背景に(外部のサイトを開きます)
(厚生労働省)第7回 医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会 資料等(外部のサイトを開きます)
(ニュース)小児がん治療薬、国際治験参加拡大へ新組織…「ドラッグラグ」解消目指す(外部のサイトを開きます)
(ニュース解説)揺らぐ医薬品供給の土台…「ドラッグ・ラグ」再燃、長引く供給不足|製薬業界 回顧2022(1)(外部のサイトを開きます)
☆治療薬の早期承認求め署名提出 ALS協会 令和5年1月13日
(以上、ホームページ運用チーム)