SMAゾルゲンスマの論文撤回 厚労省検討会審議
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脊髄性筋萎縮症(SMA)の遺伝子治療薬ゾルゲンスマ(ノバルティスファーマ)について、モデルマウスを用いた非臨床試験に係る論文撤回について、厚生労働省の12月12日の検討会で議論が行われました。問題となった論文は、モデルマウスを対象にベクター静脈内投与群と非投与群を比較したところ、ベクター静脈内投与群において「250日超生存したマウスは6匹」とされていましたが、実際には「250日超生存したマウスは1匹」だけだったとされます。厚労省は、近日中に部会提出資料の修正を行うとともに、次回以降の部会で時系列を整理した報告書を提示するとしています。
(ニュース)国内最高額の薬、論文撤回(外部のサイトを開きます)
(ミクスonline)ブレヤンジ 再発・難治性LBCLあるいはFL、2次治療で使用可能に 薬食審・再生医療等製品部会で了承(外部のサイトを開きます)
(厚生労働省)薬事・食品衛生審議会 再生医療等製品・生物由来技術部会 資料(外部のサイトを開きます)
(厚生労働省)再生医療等製品「ゾルゲンスマ点滴静注」の論文撤回に至るまでの経緯について(外部のサイトを開きます)
(以上、ホームページ運用チーム)