厚労省令和3年度概算要求 遺伝子治療関連
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厚生労働省のホームページに令和3年度予算編成のもとになる概算要求の主要事項が公表されました。
この中から、先のアンケートで会員の皆様の関心が高かった遺伝子治療関連分野を抜粋します。
令和3年度厚生労働省予算概算要求の主要事項 [PDF:2,251KB](外部のサイトを開きます)
(注)計数は令和3年度概算要求額、( )内は令和2年度当初予算額を示したもの。
〇再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト 56億円(56億円)
再生・細胞医療の実用化に向け、創薬研究及び必要な基盤構築を行う。また、遺伝子治療については、遺伝子導入技術や遺伝子編集技術に関する研究開発を行う。さらに、これらの分野融合的な研究開発を推進する。特に iPS 細胞や体性幹細胞等を用いた再生・細胞医療、遺伝子治療の実用化を目指し、挑戦的な研究開発及び基盤技術の研究開発、臨床研究・治験等の支援を推進する。また、遺伝子治療については、がん免疫(細胞)療法、ウイルス療法、ゲノム編集技術等を用いた治療等の前臨床研究や医師主導治験等を行う。
〇難病に関する調査・研究などの推進 113億円+緊要(108億円)
難病研究を総合的・戦略的に実施するため、全国規模の指定難病データベースによる難病患者の情報の収集を進めるとともに、この情報を活用するなどして、疫学調査、病態解明、治療法の開発(遺伝子治療、再生医療技術等)等に関する研究を行う。
(以上、ホームページ運用チーム)