ビルトラルセンの治療対象者
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日本で初めて発売されたデュシェンヌ型筋ジストロフィー治療薬、ビルトラルセンは、エクソン53をスキップすることで筋肉(タンパク質)を作り出すことができるようになります。各エクソンには、隣のエクソンとつながるためにカギの形が異なります。7月22日付け朝日新聞のネットニュース(有料)に、薬が作用する仕組みを分かりやすく解説する図(エクソンのカギの形を含む)が添えてあります。
ビルトラルセンの対象となるのは、エクソン53の一つ前、エクソン52が欠失している患者が対象になります。しかしこのほかにも、50から52と複数のエクソンが欠失している患者をはじめ、他の欠失パターンがいくつかあります。遺伝子検査の結果、エクソン52単独あるいはエクソン52を含む複数の欠失をお持ちの方は、主治医の先生に相談されることをお勧めします。
(以上、ホームページ運用チーム)