医学研究情報

伊のエメリー・ドレフュス型研究者へ米MDAの助成金

　筋ジス協会のホームページは、会員の皆様が納める会費によって運営されています。

　そして、筋ジス協会は、会員の皆様からの要望が多い医学研究情報の発信に努めています。

アメリカの患者会、筋ジストロフィー協会（Muscular Dystrophy Association）は、総額１７００万ドルに及ぶ２０２２年研究助成金を公表しました。この中には、エメリー・ドレフュス型筋ジストロフィー（Emery-Dreifuss muscular dystrophy 、EDMD）を研究するイタリアのキアラ・モゼッタ博士への資金援助が含まれています。

エメリー・ドレフュス型研究の助成対象となるテーマは、「EDMDにおける線維脂肪生成前駆細胞の役割の評価」。研究の最終目的は、EDMD 筋肉における筋肉組織の損失と脂肪および線維性瘢痕の形成をブロックする戦略を開発するための新しい治療用細胞標的を見つけることとしています。

（ニュースリリース、英文）Muscular Dystrophy Association Announces 70 Research Grants Totaling Over $17 Million（外部のサイトを開きます）

（Google Scholar)Chiara Mozzetta（外部のサイトを開きます）

（以上、ホームページ運用チーム）