ここから本文です。

オフィス兼住居の事例

  1. 玄関(1)
  2. 玄関(2)
  3. 玄関(3)
  4. 廊下(1)
  5. 廊下(2)
  6. 天井走行型リフト(1)
  7. 天井走行型リフト(2)
  8. 天井走行型リフト(3)
  9. 天井走行型リフト(4)
  10. 天井走行型リフト(5)
  11. 洗面所
  12. トイレ
  13. 寝たままパソコン(1)
  14. 寝たままパソコン(2)
  15. 音声認識の環境制御装置
  16. 寝室―オフィス(1)
  17. 寝室―オフィス(2)
  18. 寝室―オフィス(3)
  19. オフィス(1)
  20. オフィス(2)
  21. オフィス(3)
  22. オフィス(4)
  23. オフィス(5)全体図
  24. オフィス(6)

住宅改修事例集(平成16年)へ戻る


1.玄関(1)

  • 都心のマンションの一室
  • オフィス兼住宅(一人暮らし)
  • 玄関の小さな段差を市販の簡易スロープで解消

2.玄関(2)

開閉式自動ドア

普通の玄関ドアに装置をつけることによる。
3つのあけ方がある。

  1. ドアノブをひねってドアを押す
  2. リモコン・カードキーのボタンを押して自動であける
  3. 玄関近くの押しボタンを押して自動であける
    (写真右部、詳細は次の項目「3.玄関(3)」を参照)

    入り口のドア
    50万円 スウェーデンの会社

メリット:
人でいるときに自動であける事ができる。常に施錠している状態なので防犯にもなる。

3.玄関(3)

ドア開閉ボタン。これを押すことにより自動で開け閉めできる

電気のスイッチの位置を下のほうに下げている


4.廊下(1)

車いすがぶつかっても壁に傷が付かないように、床材を壁の下のほうにはった


5.廊下(2)

廊下の幅を広くとっている


6.天井走行型リフト(1)

寝室のベッドの上に天井走行型リフトのレールがある。トイレとお風呂場をつないでいる

ベッドは昇降リクライニングのタイプ


7.天井走行型リフト(2)

天井走行型リフトのレールが廊下につながっている

前の項目「6.天井走行型リフト(1)」の反対側から撮った図


8.天井走行型リフト(3)

廊下から洗面所につながっている

トイレ方面と浴室方面にレールの切り替えができる


9.天井走行型リフト(4)

天井走行型リフトの本体と吊り具

本体は昇降は電動、レール走行は手動

デンマークのグルトマン(日本アビリティーズ)製

トイレの中心に降りられるようになっている


10.天井走行型リフト(5)

浴槽の中まで天井走行型リフトで行くことができる(写真はちょっと見えづらいが、右上端に少しレールが見える)

  • 天井走行リフトとレール
    セットでおよそ250万円

11.洗面所

洗面台は車いすに合わせて高くしてある

車いすの足置き、タイヤが入るように窪ませている


12.トイレ

トイレ操作版は自分ひとりでできる高さに設置


13.寝たままパソコン(1)

ベッドに寝たままコードレスマウスでパソコンを操作できる

市販のベッド用テーブルに、アームを設置。その先に液晶ディスプレイを取り付けた


14.寝たままパソコン(2)

寝たままディスプレイを見たときの図

長時間座ったままでは体に負担がかかるため、寝たまま作業できるようにして負担を軽減する


15.音声認識の環境制御装置

声で命令すれば、赤外線リモコンを使った電気製品を操作することができる
現在はテレビとエアコン

  • 旭化成「ライフタクト」
    30万円

16.寝室―オフィス(1)

寝室とオフィスの境目

布団の手前4分の1ほどの下は畳、残りがベッド


17.寝室―オフィス(2)

布団の手前4分の1ほどの下は畳、残りがベッド

開閉ができるため、オフィスに来客中は仕切り戸を閉めることができる


18.寝室―オフィス(3)

仕切りが閉まった状態


19.オフィス(1)

車いすの高さに合わせて畳部分が底上げしてある

畳下は収納、横開きの扉を開け閉めできる


20.オフィス(2)

車いすをぴったりと底上げ部分に止めることができる

畳したの扉は横開きで開けてある(少々見づらい)


21.オフィス(3)

前の項目「20.オフィス(2)」の写真を、車いすの正面から見たところ

自力で車いす、畳間の移動をすることができる


22.オフィス(4)

デスクは畳に座ったときにちょうどいい高さになっている

もたれても痛くないように、デスクの横の部分を分厚めにしてある


23.オフィス(5)全体図

車いすのままデスクを使うこともできる

事務員がいすに座ってノートパソコンで作業をすることもある

3,4人の少人数ならミーティングをすることができる


24.オフィス(6)

畳のほうから見たときのデスク

ここに胡坐に座って、デスクにもたれかかりパソコンを操作する

住宅改造に当たって利用した制度と助成額

  • 住宅設備改修費の給付

    助成額はすべて含めて300万円、総工費700万円です。