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福祉制度等について

今まで障害者手帳を受給し障害福祉サービスを受けていましたが、65歳となったため介護保険に移行されました。介護保険では今まで受けていたサービスが受けられないケースがあり、生活に支障がでて困っております。障害福祉サービスと同様のサポートをお願いしたいのですが、それは難しいのでしょうか。

回答

厚生労働省から、自立支援給付に関しての基本的な考え方について通達が出ています。

「障害者自立支援法に基づく自立支援給付と介護保険制度との適用関係等について」【PDF:212KB】

それには「障害者支援施設に入所している身体障害者等については今まで施設より介護保険サービスに相当する介護サービスが提供されている事、当該施設に長期に継続して入所又は入院している実態があること等理由から、当分の間、介護保険の被保険者とはならないこと」「障害者が同様のサービスを希望する場合でも、その心身の状況やサービス利用を必要とする理由は多様であり、介護サービスを一律に優先させ、これにより必要な支援を受けることができるか否かを一概に判断することは困難であることから、障害福祉サービスの種類や利用者の状況に応じて当該サービスに相当する介護保険サービスを特定し、一律に当該介護保険サービスを優先的に利用するものとはしない」とされています。しかし、自治体によりこの通達の存在を知らない場合もありますので、担当者にこの通達をお伝えください。