シリーズ「輝いている会員の姿」 山口支部 横山 真也さん
電動車椅子サッカーと出会って」
僕は、山口県に住んでいる中学1年生です。地元の幼稚園、小学校に通い、中学校から総合支援学校に通学しています。話をすることが大好きで、誰とでも仲良くなれます。自動車が大好きです。将来は自動車のデザインの仕事がしたいと思っています。
小学校5年生の時に歩けなくなりました。小学校はバリアフリーが整っていなかったのですが、先生や友達に協力してもらい、楽しく学校生活を送り卒業しました。中学生になって、新しい友達も増え毎日楽しいです。生徒会にも立候補し、書記として活動しています。
僕は、小学校6年生の時、知り合いに誘われ、電動車椅子サッカーをはじめました。山口県にはチームがないため、広島のエルスト広島M.S.Cに所属しています。チームのメンバーとはとても仲良く楽しく練習しています。
僕は友達と同じように運動することはできなかったので、スポーツをあきらめていました。でも、電動車椅子サッカーをはじめて、これまであきらめていたスポーツができる嬉しさやチームで協力してプレイする大切さを知ることができました。ルールを覚えたり、どう動いたらいいのか考えたりすることは少し難しいですが、電動車椅子サッカーに出会えたことで、自分自身も成長できたと思います。また、電動車椅子サッカーを通じて、たくさんの人と交流できています。
全国大会にも2年連続で出場しました。今年は全国大会で初のゴールを決めることができました。ゴールを決めた瞬間はとてもうれしかったです。1回戦を勝利し、2回戦で負けてしまいました。1回戦は同点だったので僕にとって初めてのPK勝負になりましたが、シュートを決めることができました。練習してきた成果を発揮することができてよかったです。来年はもっと上手になれるよう練習したいです。将来は電動車椅子サッカー日本代表選手になることを目標にがんばりたいです。
電動車椅子サッカーは僕と同年代の選手が少ないです。もっとたくさんの人に電動車椅子サッカーを知ってほしい、プレイしてほしいと思います。