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公開シンポジウム
第15回日本生命倫理学会 大会関連シンポジウム

「遺伝子治療が可能になったときに…」

 このシンポジウムは、平成15年度精神・神経疾患研究委託費 「遺伝性筋疾患に対する分子治療の基盤研究」班(武田班)における分担研究者貝谷久宣(社団法人 日本筋ジストロフィー協会 理事)が「遺伝子医療の社会的啓蒙に関する研究」の一端として主催するものです。筋ジストロフィー犬を得た日本の研究陣の目覚しい尽力により筋ジストロフィーの遺伝子治療は目の前に迫りつつあります。この従来の医療とは次元の異なった新しい治療法が現実化したときに生じるであろうさまざまな医学的、社会的、倫理的問題を論じるのが本シンポジウムの主な目的です。このような討論により、筋ジストロフィーの遺伝子医療が円滑に実現することを期待するものであります。

日 時:平成15年11月16日(日) 午前9時半から12時半まで
場 所:上智大学 四谷キャンパス 中央図書館

【シンポジウム内容】

司会:社団法人 日本筋ジストロフィー協会 理事 貝谷 久宣

9:30〜9:35   開会の挨拶
   ・社団法人 日本筋ジストロフィー協会 理事長 河端 静子
   ・平成15年度 厚生労働省 精神・神経疾患研究委託費
    「遺伝性筋疾患に対する分子治療の基盤研究」班 班長 武田 伸一

9:35〜10:10 〜医学的立場から〜
   ・小澤 敬也(自治医科大学医学部教授 内科学)

10:10〜10:45 〜生命倫理の立場から〜
   ・青木 清 (上智大学教授,日本生命倫理学会 代表理事・会長)

10:45〜11:00 休憩

11:00〜11:35 〜一般社会の立場から〜
   ・杉浦 美香 (産経新聞社会部 記者)

11:35〜11:45 〜遺伝子治療の実現を一日も早くと願っている患者の立場から〜
   ・名倉 由紀子

11:45〜11:55 〜遺伝子治療を基本的に否定している患者の立場から〜
   ・貝谷 嘉洋

11:55〜12:05 指定討論
   ・金澤 一郎 (国立精神・神経センター総長,前東京大学医学部教授 神経内科学)

12:05〜12:25 討論時間

12:25〜12:30 閉会の挨拶

   ・社団法人 日本筋ジストロフィー協会 副理事長 福澤 利夫

*参加費は無料です。
*駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用下さい。
*車いすでお越しの方は、席の準備の関係上、協会本部まで事前に
 ・支部名、お名前、参加人数(車いす、介助)、TEL、メールアドレス等をご連絡下さい。
 連絡先メール:yumestaff@jmda.or.jp
 連絡先Tel: 03-5273-2930/ Fax :03-3208-7030 


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