日本筋ジストロフィー協会岩手県支部の内舘正道さんは、2011年3月11日の東日本大震災で、ご家族と共に犠牲になりました。
生前の内舘さんは、絵を描くことが大好きでした。
シャーペンで、独特の仏画を描いたり、友人の澤山禎信さんと、絵本「ある日の島の出来事」を共同制作されていました。
絵本ができた背景は、二人とも沿岸部の出身で、故内館正道氏が住んでいた山田町は、捕鯨の町として繁栄してきました。
クジラ捕鯨やイルカ漁の他に、オットセイ、トドなどの漁をしていましたが捕鯨禁止で、昭和62年の漁を最後に、沿岸漁業に代わり、美味しいカキやウニの産地です。
さらに、NHK放送「ひっこりひょうたん島」のモデルとなった土地でもあります。
絵の中のひょうたんの形をした島はその影響かと思います。
この様な遺作を、岩手県支部の皆さんがまとめて編集し、1枚のDVDが出来上がりました。
皆さんにも見ていただけるようにとのコメントを頂きましたので紹介します。
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